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■ メモ帳より便利 ボイスレコーダ ■


山登りやハイキングで、何時にどこに着いたかなどの記録を、取っている方は多いと思います。どのくらいの時間でどのくらい歩いたかがわかり、次の山行の参考になるし、旅の思い出として山日記なんかを書くのにもいいですよね。私が今使用している記録媒体は、ボイスレコーダーです。
 勿論バックアップ(予備)にペンとメモ帳は持ってはいます。前は、これがメインでしたが、何時何分にどこどこ到着とか書いているのが面倒くさくなって、こちらがメインになりました。ボイスレコーダーに「どこどこ到着」とだけメッセージを録音しておけば、あとはボイスレコーダが自動的に1メッセージごとに録音した時刻をファイルに記録してくれる(記録された時刻のことを、タイムスタンプといいます。)のでとても便利です。
 メモに時間とられるより、景色見ていたほうがいいですもんね。

 一番最初のメッセージに、「x月x日x時x分xx山スタート」と時刻を音声で録音しておけば、後でボイスレコーダに内蔵されている時計が狂っていることが判った場合、音声の時刻とそのファイルのタイムスタンプの時刻の差を元に、以後のファイル(メッセージ)の正確な録音時刻がわかります。

 もしデジカメを山行に持参する場合は、この最初のメッセージ録音時に、何でもいいから一枚撮っておくことをお勧めします。できれば山行のスタートがわかるような標識や道標なんかが、いいのかもしれないけど、毎回どの山でも標識があるとは限らないので、この録音の時は毎回必ず地面を撮るとか、決めておくのがいいかな。こうすると、万が一デジカメ内蔵の時計が狂っていても、音声の時刻を元に一枚一枚の正確な撮影時刻が判ります。しいては、要所要所の到着時刻が正確にわかります。

 僕は視覚的な記録にはデジカメを使い、それ以外の感覚はボイスレコーダで記録してます。暑い寒いぐらいは写真を見ればわかるときがありますが、暖かい、涼しい、少し寒いなどの微妙なところは、写真じゃ読み取れないし、ましてその時腹へったのかなんて、あとで写真を見たって判りません。

 今は携帯電話やデジカメにもボイスレコード機能がついているものも多いですが、電力消費を考えたら、何十グラムか装備が重くなりますが、専用品を利用した方がいいと思います。デジカメが電池切れでいざという時(とてもきれいな景色とかお姉さん<-盗撮しないように)使えなくても、まあー「残念」ぐらいで済みますが、携帯電話がいざという時(遭難)使えなかったら「無念」じゃ済みませんからねー。
ボイスレコーダの録音で一番難しい点は、独り言を録音するという照れです。やってみると判りますが、誰もいないところで録音する分には大丈夫なんですが、山頂や山小屋なんかの休憩場所など大勢の他人がいるところで、堂々と独り言をいうのは結構照れます。なんかコソコソと小声になっちゃうはずです。

僕はこの照れが克服できず、街中で使用するのを断念しました。あのころは、携帯電話型のボイスレコーダがあれば、電話を掛けるフリをしながら録音できるのにと思っていましたが、頭いい人はいますね、携帯電話にボイスレコード機能つけちゃいやんの(っていうか、俺がアホか。)。




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