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■ 地面の冷えを遮断 テントマット ■


 人が少なくなってくる、冬のキャンプは静かで好きです。冬晴れの雲ひとつない朝、テントから出てきた時の凛とした空気は、夏のキャンプでは味わえませんよね。ダウンベストをテントの奥から引っ張り出して着て、バーナーの音を聞きながらお湯を沸かし、白い湯気が立つまでアメリカンクッキーをかじって待っています。

 さて快適な朝を迎えるためには、良質な睡眠は欠かせません。テントで寝ていると、地面の冷たさで体温が奪われていきます。地面の冷気を遮断しないと、寒くておちおち寝ていられず、次の日不愉快な目覚めが約束されます。何度も経験がありますが、大体そういう時は寝が浅いから、夢を見るんですよ。しかも、状況が悲惨(寒い)だから、夢も悲惨。

どんなに暖かいシュラフ(寝袋)を持っていても、地面からの冷気を遮断しないと宝の持ち腐れです。まずは断熱。テントの下に枯葉とか敷き詰めるだけでも効果があります。枯葉がいっぱいあって、焚き火が出来る環境だったら、テント設営場所にテントの床面積分枯葉を集めて、それを燃やして(火事にならないように注意!焼畑やる訳ではないのでくれぐれも一山燃やさないように。)、燃えきったら、その上から新たに枯葉をいっぱいのせればホカホカの地面のになり、その上にテントを張れば極上の寝室の出来上がり。とはいっても、自然へのlow impactが叫ばれて久しい今日この頃、地面で直に焚き火のできる場所って少なくなりましたねー。焚き火が自由に出来た時代が懐かしいです(急に遠くを見つめる老人のような文になってしまた)。

そういうわけで、オートキャンプの場合僕はいつもテントマット(薄っぺらの銀マット)、その上にU.S.NAVY払い下げの毛布、そして個人用のマットを敷いてから寝袋で寝るという3段重ね状態です。

テントマットは、アルミ箔面を上にしないと熱効率が悪いです。

この3段重ね状態だと、地面の冷たさも、でこぼこも軽減できて気に入っているけど、つるつるしたテントマットの上に毛布を敷くので、少しでも傾斜地にテントを設営すると、滑り落ちていき、朝 目覚めると片寄っています。上から押しつぶした事も、下で押しつぶされた事もあり、こうしていくうちにどこがキャンプ設営場所に良いかがが判ってくる(本当はテントのどの位置で寝れば良いかが判ってくる)。








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