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■ 簡単 うどん料理 ■


 香川県は、さすがうどん大国。どこにいっても讃岐うどん屋が、ひしめいていました。それでいて、どの店に行ってもハズレがなく、美味く、そして安いです。セルフの店(注1)では、一番安いので¥100なんていううどんもあり、喫茶店のコーヒーの値段は何なんだと考えさせられます。
 香川の知人に「お土産にはどんなうどんを買っていけばいいかな。」と相談したところ、「こっちでは加ト吉(注2)の冷凍うどんが、一番食われている。絶対にそれがいい!」っと、いきなり全国区の製品を薦められました。お土産になんないだろ、それじゃ!

 寒い季節のアウトドアの昼ごはんは、温かいものに限りますね。そこで簡単なわりに、美味しいうどんレシピを3つ。重量を考えれば乾麺ですが、調理の速さでは生麺の方がいいです。僕は美味さでもこっちの方がいいと思っています(注3)。冬なら、生麺タイプを山に持っていっても、全然痛みません。加ト吉もいいですが、お気に入りの生麺があれば、それを持って野に出よう。

(1)サヌキ風うどん
うどんを温めたら、うどんはお湯から引き上げ器に盛り、ねぎ、生卵、天かすをのせて、だし醤油をかけ回すだけ。後は混ぜて食べる。うどんのだし醤油かけは香川ではポピュラーな食べ方で、麺の美味さが一番よく分かるなんていうツウもいます。これにカボス(なければレモン)を絞るのが讃岐流。だし醤油は、名前のとおり 出汁 + 醤油(そのまんまやんけ!)の調味料で、この頃はスーパーなんかでも良く売っています。めんつゆのように甘くないので、普通に醤油としても使える、なかなかイケテル調味料です。

(2)テヌキ風うどん
うどんを温めたら、うどんはお湯から引き上げ器に盛り、たっぷりの鰹節(パックなら一人前1パック以上)、種を取った梅干、薄口しょうゆをかけ、お湯をかけ廻して出来上がり。梅昆布茶やとろろ昆布を、プラスしてもイケます。温め用とおつゆ用のお湯が別々に必要ですが、最初にお湯を沸かして魔法ビンに入れ、次にうどんを温めれば1バーナ、1コッフェルで賄えられます。ま〜あ めんどくさければ、うどんを温めて、ゆで汁の中に他の材料を入れても、美味しいことは美味しいです。


(3)つるあげまたの名をひっぱりうどん
山形地方に伝わる、釜揚げうどんの食べ方。器に納豆を入れ、混ぜ混ぜ・ねばねばさせてから、醤油、ねぎを入れてまた混ぜる(納豆の本当の味付け方らしいです。)。それに鯖の水煮缶とか、シーチキンなんかの魚の缶詰を入れる。これをつけ汁代わりにして釜揚げうどんを食べる。
チョットこの(3)は、納豆を使うこともあり好みが分かれるところですが、はまる人はいると思います。特に僕は、シーチキン入りがお勧めです。一番簡単なレシピなのですが、納豆を使うと器を洗うのが大変なので、アウトドア向きじゃありませんでしたね。すみません。


注1:
ぬくめたうどんをどんぶりに盛ってくれるだけの店。後はうどんの上にトッピングする具を自分で盛り付け、会計に持っていき料金先払いで食べる店。おしゃれに言えば、カフェテリア方式のうどん屋。なかには、ねぎは店の前の畑から自分で取って来て、切らないといけないお店もあるとか。

注2:
http://www.katokichi.co.jp/

注3
稲庭うどんは別格です。あれは乾麺が美味しい。

参考文献:美味しんぼ





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