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■ いい写真を撮ろう ■


前にロケーションのいい足湯に浸かってご満悦顔でいたら、町の観光パンフレットに載せたいので一枚撮らせてくださいと、プロのカメラマンが名刺を出して来たことがありました。僕は、イメージダウンでこの町の観光収入が減り、財政が苦しくなっても、痛くも痒くもないので、二つ返事でOKしました。しかもノーギャラで(なんのこちゃ)。
プロのカメラマンさんには、こんなカメラで悪いと思いつつ、ついでだから自分のばかちょんデジカメで一枚撮ってもらいました。その写真の構図はものすごく良く、同じカメラでも構図ひとつでこうも違うものなのかと、プロの腕に驚きました。ただ、僕はいつもの僕のままにしか写っておらず、その点はがっかりしました。偽装でも粉飾でもいいから、もう少しかっこよく撮ってくれよ、、、、

構図は場数を踏まないと、やっぱりよくはなりません。構図は無理としても、チョットした工夫で、グッといい写真が撮れます。

●手ブレを防ぐ
シャッターを切るときにカメラが動かないようにする。手ブレ防止機能が売りのデジカメが、流行っていますが、元々手ブレをしなければ、この機能なんて必要ありません。脇を閉め、カメラを顔に密着させるれば、カメラは固定されるので、ぐっと手ブレが減ります。フィルムカメラの場合は、ファインダーを覗くのでやり易いけど、デジカメの場合は、モニターを見ながら構図を決めがちなので、カメラがどうしても体から離れ、脇が開きがちですよね。ファインダー付きのデジカメで、ファインダーを覗きながら撮れば、手ブレは軽減されるんだけど、このごろファインダーなしのデジカメが多くなってきたので、今後はカメラの固定が難しくなるでしょうね。

自分だけの思い込みかもしれませんが、フィルムカメラよりデジカメの方がシャッターが重いような気がします。デジタルならシャッターなんて、ただのスイッチなんだからもっとフェザータッチに出来ないものなんですかね、メーカーさん。
そのため、昼間の撮影のときは、光量が多いので影響ないのですが、光量の少ない被写体の場合は、シャッターを切るときも手ブレしちゃいます。夕焼けみたいに被写体の動きは少ないけど光量が少ない時は、構図を決めて、デジカメを持ったまま、タイマーにして写します。こうすればシャッターを押さずに写真が取れます。早い話が人間三脚状態。タイマーが2秒/10秒に切替えられるカメラが便利ですね。もちろん人間三脚状態の場合は、2秒タイマーを利用するといいです。

●露出を変える。
露出とは、フィルムなどの感光材料(被写体を写し込む媒体)に光を与えることをいいます。丁度いい光の量だと、きれいな写真になりますが、光が少なければ暗くてなんだか良くわからない写真になり(露出不足または露出アンダー)、反対に明るいのにフラッシュをたくと、顔とか真っ白になって写りますよね(露出オーバー)。
普通のオートカメラには、自動露出という機能がついていて、勝手にカメラが適正な露出をしてくれます。ただ、この機能は万能ではなく、ピントを合わせた被写体の明るさを元に、露出を決めてしまうので、写真全体で見ると、みょーに明るすぎて白っぽかったり、暗くなったりすることがあります。これを防ぐには、露出を変えて何枚か撮っておけばいいです(注1)。適正露出(±0)、アンダー側に-1/3、オーバー側に+1/3ぐらいに露出値を変え撮っておけば、どれかにいい写真が撮れる可能性があるというわけ(下手な鉄砲なんとやら です。)。カメラの中には、これを自動的にやってくれる機能(オートブラケット露出機能)を有したものもありますので、カメラ購入時にはご検討してみてください。







●一歩前出る。
ポートレートを撮った場合、出来上がった写真を見ると思ったほど人物が大きく写ってないことってありませんか?
そんな写真を集めて見てみると、自分(撮影者)と相手(被写体)の距離が離れていることに、気づくと思います。思い返してみると、撮影時に、頭や足が切れちゃうといやだとか、バックの風景もきれいにいれようとか考えていることってありませんか?
迫力のある写真とか、人物をメインにした写真なら、構図を決めてから一歩前に出ることをお勧めします。これだけで、グッといい写真が取れます。頭が切れちゃうよと、心配な場合は、決めた構図で1枚、一歩前進して1枚撮っておけばいいと思います。

●最後に名言
有名な写真家(ごめんなさい、名前を忘れてしまいました)が言った言葉ですが、いい写真を撮るにはそれしかないし、色々示唆に富んでいると思います。

「いい写真を撮るには、その場所にいること」

どんなにネットが世界の動きをリアルタイムに伝えて、世界とつながっていようとも、写真はその場所にいなければ撮れません。アクティブに行動しないといけないなと、いつも考えさせられる言葉です。


注1:
デジカメでは露出を変更することができる(露出補正機能)ものが多いのですが、フイルムバカチョンカメラにはこの機能がないものが多いです。詳しくは、カメラの取扱説明書を見てみてください。




参考文献:ステップアップ写真術―基礎編 朝日新聞社



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