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■チョット差のつくレシピ BBQ 2■ 


行きがけにみんなでスーパーに寄って、わいわい食材を買うのはたしかにも楽しい。でも、現地でパックから取り出していきなり焼いてもうまいはずがない。下味ついてないもんなー。ここはチョット一手間、前日に用意をしておくといつものメンバーをあっと言わせる、レシピに大変身!!

●お肉
BBQといえば、お肉は外せません(というか外してどうするの?)。
僕は、オーソドックスにトリ、ブタ、牛を揃えています。今までの経験から、肉は1人250gあれば十分「肉食ったど−」という満足感は得られます。ただたまに物凄く食う奴がいたりするので、ウインナーやベーコンなど、残っても保存の利くものをバックアップに用意しています。これなら、残っても後で使えます。保存の効かない生肉を残すと、その日の晩御飯もお肉になりかねません(−−;)。
このごろ巷ではジンギスカンが、流行っているので、ラム肉が手に入りやすくなりましてね。一度、ラム肉をBBQで使ったけど、あまりおいしく出来ませんでした。肉の臭みを消すために、香草を工夫すれば良かったのだろうけど、ラム肉の扱いに慣れていなかったので失敗、失敗。何事にも慣れは必要だと、思い知らされました。

−とり肉のバルサミコ酢焼き−
とりもも肉のぶつ切り、塩、こしょう、オレガノ(ドライ)、バジル(ドライ)、白ワイン大さじ1、バルサミコ酢大さじ1、オリーブオイル大さじ1をビニール袋に入れてもみもみして漬け込んでおいたものを焼きます。バルサミコ酢は少し多くても、焼いてしまえば、酸っぱさが飛びます。酢は肉を柔らかくする効果がありので、「お肉にお酢」を一度試してみてください。

●魚介類
お祭りの屋台なんかでもよく売っているから、イカはBBQの材料(ネタ)としてはポピュラーですが、タコも実はBBQにあいます。本当は生だこが手に入ればいいのですが、無ければ茹ダコでもいけます。足一本を焼くときは、火に掛けると縮んでクルクルになってしまうので(茹ダコはもともとクルクルだけど)、足の付け根側から足先側に串を打ってクルクルにならないようにしておくと、均一に火がとおります。

−アジのさんが焼き−
アジのたたき(買っても、作ってもOK)に小さじ1ぐらいの味噌を入れて混ぜ合わせたもを大葉(しその葉)にうすく乗せ、上からまた大葉を乗せ(大葉でサンドイッチする)これを両面焼く。生っぽくしても、しっかり焼いてもおいしいです。ただ、ミンチ物は腐りやすいので、現地では開始早々に投入したい一品です。

−炙り(あぶり)シメサバ−
これは上級編。シメサバを買ってきて、ごくごく軽く炙って(身の中心はレア状態)から一口大に切り分ける。何が上級編かというと、焼きすぎるとちょっと酸っぱい塩さばになっちゃいます(^^;)。炙り加減が難しい。焼肉のたれでなく、わさび醤油がやっぱり合う(そこまで用意できないってか)

●野菜
火の通りづらい根菜類(にんじん、ジャガイモ)はレンジでチンして、半焼き状態のを持参すれば、火がとおる前に炭になることを防げます。
たまねぎの輪切りは、パーツがバラバラにならないように、中心を交点としたX字状に串を2本打っておくと、輪切り原型のまま焼きあがります。
油との相性がいいなすを網焼きする時は、刷毛で油を塗りながら焼くとおいしいです(でもとっても手間です)。
お肉や焼き物ばかりだと飽きてくるので、プチトマトや浅漬けなんかのフレッシュでいて、すぐに食べられる野菜も用意しておくと喜ばれます。

−小芋(小さいサトイモ)のフォイル焼き−
小芋を洗って、頭をちょこっと切り落としてフォイルにくるんで網で焼くだけ。BBQでフォイル焼きをしたことがある方ならわかると思いますが、放置しておくとフォイルを開けた時には炭になっているので、愛情を掛けてやってください。うまくいけばほくほくに焼きあがるので、お尻(切り落としている方とは逆の部分)を強くつまむと、皮からにゅっと中身が出てきますので、塩を掛けて食べます。
小芋が出回るシーズン(大体 秋)にBBQをやるようでしたらぜひ試してください。日本酒がどんどん呑めます。

−野菜のマリネ−
いつも最後は炭にしてしまう野菜の救済方法。ただ、当日に食べられないレシピです。バルサミコ酢とオリーブオイル半々のマリネ液をタッパに用意しておき(量はタッパの深さの1/4〜1/5程度)、残った焼き野菜を全てこれに漬け込んでおけば、次の日にはマリネが出来上がっています。

−じょっぱり−
野菜なのか?とつっこまれそうですが、油揚げをお稲荷さんの皮よろしく袋状にします。その中に七味を効かせたねぎのみじん切りを入れる。ぎゅうぎゅうに詰めると、火の通りが悪くなるので、ごくごく薄く詰めるのがコツです。後は、きつね色の焦げ目がつくまで焼く(もともときつね色じゃないかとか、突っ込まないでください。)



●つけダレ
焼肉のタレを使う人が多いけど、ポン酢もさっぱりしておいしいです。お勧めは、おろしポン酢。そう、大根おろし入りポン酢。大根おろしが、紅葉おろしだと、ぐっとアダルトな感じになりなおいいです(ただ単にお酒が進むだけなんだけど)。

●しめの一品
先週も書きましたが、僕は網焼き派(別に派閥はないけど)なので、焼きそばはやりませんが、鉄板で最後は焼きそばだ!派の方は、ソース投入前に、塩、こしょうをすると味が引き締まります。

−焼きおにぎり−
ポピュラーな一品ですが、ちょっとした工夫で崩れない焼きおにぎりが出来ます。炊き立てのご飯をアツアツのうちに塩で握ります。塩をすることで、ぎゅっと締まります。冷ましてから、ラップをせずにそのまま冷蔵庫に一晩入れておきます。冷蔵庫の中は乾燥しているので、これで表面は固まります。後は次の日、醤油や酒またはみりんで溶いた味噌を塗りながら網焼きすれば、崩れず表面パリパリの焼きおにぎりの出来上がり!

−バッテラ(押し寿司)−
もともとギュウギュウに押されているので、型崩れしません。それに一口ずつに切られているので、手間がかからないしめです。パックから出して後は焼くだけ。このごろはコンビニなんかでも売っているので、入手しやすくなりましたね。

●デザート
−焼きりんご−
スプーンなんかで、芯をくり抜きます。このとき、上から下まで貫通させるのではなく、下の部分は残しておいてください。丁度クレータ状にします。出来た穴にグラニュー糖、バター、グラニュー糖、バター……とグラニュー糖とバターを何層かに重ね、最後はシナモンパウダーを少し振って、干しぶどうを何粒か入れて、バターで蓋をしてください。
このりんごをアルミフォイルにくるむ。途中でバターが溶け出したりするので、二重にくるむといいです。後は火力の弱い隅のほうでじっくり焼くだけ。アツアツを食べても、クーラーで冷やしてから食べてもいけます。出来ればりんごは、紅玉を使うとすごくおいしいです。ちなみに紅玉は秋しか出回りませんので、季節限定メニューですこれは。



前に浜辺で総勢30人ぐらいのグループが、バーベキューグリルを2つ持ってきて一方で網を使ってパンをトーストし、もう一方には鉄板を置いてハンバーグを焼いて、ハンバーガーを楽しんでいたグループがいました。これなら、大人数のお腹を一気に満たせていいメニューだなと思いました。
皆さんもとっておきのメニューがありましたら、教えてください。メルマガで紹介したいです。







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