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■ こんな雨具を着てきました ■


 中学一年の遠足は、山登りでした。持ち物 一覧のプリントが配られ、「雨合羽」の文字に全身硬直。ないよ 家にそんなの。家に帰ってすぐにかーちゃんに相談して、結局近所のスポーツ用品店でゴム引きのレインスーツ(上下セットで1580円也)を買ったのがレインギアとの最初の出会い(もちろん、その前から傘は使っていたけど)。

 遠足は見事に小雨模様の悪天候になり、紺色の1580円レインスーツ(あの頃はダサいのは問題ではなかった)が大活躍するはずだったけど、それは蒸れちゃって、蒸れちゃってベタベタものでした。どうせ安かろう悪かろうなら、その時友達が着ていた、300円ぐらいのビニール合羽で良かったかな。

 ゴム引きは確かに透湿性はありゃしないけど、防水性はぴか一!
 ヨットなどバケツをひっくり返したようなスコールのある場所に行くならお奨めします(前フラップがあるものね)。


 ベタベタレインスーツとは早目に別れ、次にポンチョを手に入れた。これも透湿性はないけど、横が開いているから、通気性は良かった。でも、つりに持っていくと竿を振るたびに、脇から雨が入ってきて、これまた使い物にならなかった。結局2回ぐらいしか使わなかったかな。

 でもこれは目的に合った物を使わなかったのが悪いわけで、ポンチョ自体には何の罪もありません。このごろ、ポンチョが見直されたのか色んなメーカから新しいのが売り出されていますね。シリコンコーティングを施したナイロン(シルナイロン)を使った超軽量ポンチョ(インテグラルデザイン)や、緊急時には簡易テントになるポンチョ(モンベル)など、付加
 価値を各社つけています。ポンチョ一つで、雨合羽とザックカバーになるし、山麓散策や今流行りのお遍路など、あまり危険でない場所ではメインで使うのもいいですよね。

 レインスパッツやレインチャプス(注1)など、足専用の雨具と併用すればなお良し。
 ポンチョは一枚布なので、簡易タープにもなるので、汎用性を考えたら、裾にロープを通す穴やループがあるのがいいです(真中に顔を出すための穴があるから、そこらへんの処理には工夫が必要)。


 高校生に入ってすぐにモンベル社のエントラント(注2)製のレインスーツを買った。ある程度透湿性もあるし、軽量コンパクトだったので結構気に入ってました。
 エントラントは超有名素材ゴアテックスに比べると、耐水性、透湿性に劣るけど(生地のグレードにもよる)、メンテナンスはゴアほど気を使わないのがいいです。それになんと言っても、ゴアテックスに比べ安価なところがいいです。貧乏学生には有難い。使用感としては、比較的運動量の少ない釣りとかスポーツ観戦なんかには、抜群にいいですね。勿論登山でも使用できますが、発汗量の多いスポーツなので、ある程度「蒸れ」は覚悟しておいた方がいいです(ゴム引きほどではないけど。)。


 社会人になって、THE NORTH FACE社のレインスーツに買い換えました。

 My First GORE-TEX!

 宣伝どおり、ほんとに蒸れませんでした。まだイージーパンツが流行りだしてない頃は、これをパンツ代わりして登りもしました。ただTHE NORTH FACEのレインウェアは、概して重く(僕のタイプで実測値770g)嵩張りました。この頃は、軽量化が進んで軽いのもいろいろ出ましたね(今売り出されているTHE NORTH FACE社のレインスーツRAINTEX FLIGHT は610g)。
 ただ、この間アウトドアショップの店員の方と話したのですが、やはり軽量化モデルよりもノーマルモデルの方が丈夫で耐久性が高いので、通常はノーマルを薦めているそうです(それでも軽量化タイプが欲しいという人はいますとも言っていました。ん〜恐るべし軽量至上ブーム。)。
確かに、このレインスーツは生地が厚く丈夫でしたが、ゴアテックスの宿命である剥離(注3)がおきだしており、そろそろ買い換えないとな〜。


 THE NORTH FACEとは別に、最近釣り用にFOX FIRE社のゴアテックス レインジャケットを使っています。完全に釣り(フライフィッシング)に特化したモデルなので、袖口がネオプレーン(ウエットスーツ地)で水の浸入を防いであったり、フィッシングベストの上から着るように前身頃がゆったり出来ていたり、フライラインが引っかかったり、絡んだりしないようなデザインだったりと、さすが特化されたものは違うなーと感心はしています。

 耐久性が低い軽量タイプだけど、釣りにしか使わないので、年間の使用回数はそれほどではないので、長く持つと踏んでいます。
もし、レインウェアを買おうと思っているなら、目的がはっきりしていれば、それに特化したものを買うのも悪くありませんよ。

 ただ、このレインジャケットはウエダー(胸まである長靴。通称 バカナガ。)着用を想定して作られているので、おなかから下はウエダーが雨具の役割をしてくれるからと言うことで、妙に丈が短い。普通に売っているレインパンツと組み合わせると、お腹が出ちゃいます。
胴短長足に身体改善をするか……





注1:
筒状になったオーバーパンツ型の太ももから下用の雨具。2本の筒が用意され、片足づつ履いて端をベルトで止めて、ずり落ちないようにする。お尻やズボンの前チャック部分がないので蒸れがすくない。またトイレも楽ちん(男はね。)。
ちなみにチャプス(chaps)とは、カウボーイなどが足を保護するためズボンの上から履く、革製のズボンカバー。よく西部劇なんかで見ますよね。ピラピラの飾りがあったりするあれ。

その他の語句は
レインギア:雨具全般。ザック・カバーや傘なんかも含みます。
レインスーツ:上下セットの雨合羽(防水性衣類)。
レインジャケット:上半身用雨具
レインパンツ:下半身用
レインキャップ:頭用
レインスパッツ:すね用またはくるぶし用(longとshortがある)


注2:
東レが開発した素材。防水性や撥水性、透湿性があり、レインウェアに最適な素材。

注3:
ゴアテックスは、2枚(昔の物は3枚)の異なるフィルム(布)を張り合わせて(2層ラミネート)、防水性と透湿性を実現しているため、経年劣化でフイルム同士がはがれてきます。




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