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■ 現地でチョキチョキ 〜はさみ〜 ■


 さすがに早朝だけに、釣り場はすいている。思ったよりも明るくなっちゃたから、派手な色のフライ(毛鉤)より、イワシカラーの8cmタイプのフライにしよう。アイ(ハリの糸を通す部分)に糸を通してループノット(糸の結び方のひとつ)で結んで、、、、
 あっシーバス(スズキ)に追いかけられたイワシがはねた。活性高いじゃん。今日こそいけるかもLucky〜(毎回思う希望的観測)。
 しかし、スズキは賢いよね〜。イワシを逃げ場のない水面方向に追い詰めて。イワシも一か八か水面ジャンプをするけど、逃げ切ってないんだなイワシ君。あの音で、また別のスズキがよってくるんだよね〜。
 それにしてもイワシちっちゃかったな〜。サイズ合わせておこう。裁縫はさみでフライをちょきちょき切って、6cmフライに大ヘンシ〜ン。ん〜見るからに美味そうなフライだ、スズキのためにもいっちょ投げるか。

 こうして今日もまた敗北への第一投が始まる。



 釣り糸を切る時は爪切り型のはさみを使っています。ピン・オン・リール(注1)に取り付けて置けば、衣服やバックの好きな位置にピンで留められるので、いつでも定位置にはさみがあるというわけ。フライフィッシングでは定番な使い方。このごろは、爪切り型はさみとピン・オン・リールのセットで売っているのもあるで、釣具屋さんをのぞいてみてください。

 フライフィッシングでは、現地でフライを色々刈り込んでチューニングしたくなります。ちょっとしたチューニングならまだしも、大胆なチューニングでは、爪切り型のはさみを使っていたら、いつまでたっても釣りが出来ません。特に海用の大型のフライのときなんかは毛自体も太くそして本数も多く難儀します。
 そこで僕は海のフライフィッシングでは裁縫バサミを使っています。爪きり型に比べ、力が入れやすいので、フライフィッシングだけでなく、川に比べて何かと太く、大きくなる海釣りにはお奨めです。また刃渡りが長いので、イカや魚の切り身をえさにする時は、ちょきちょき切って整形できるので、ナイフよりお手軽です。
 僕はSnow Peak社のダインカット(AC-026-NV)という釣り用裁縫はさみ型のはさみを愛用しています。。全長:96mm、重さは20.5gと使いやすい大きさです。固定用のピンがついたシース(刃部分を収納するための鞘)が付属されており、ピン・オン・リールと同じように服やバックの好きなところに取り付けられます。レインジャケットは穴を開けたくないので、ポケットに入れておくけど、両刃を閉じた状態ですっぽり刃先を覆うシースがあるので、安心安心。

 はさみを握ってシースに収めれば、刃が開こうとする力のおかげで、はさみがシースから抜け落ちるようなことはありません。はさみを引っ張ればシースから抜き取れます。カチッと入って、カチッと取り出せる、このフィーリングが好きです。
刃先は特殊刃物鋼を使用しており、切れ味鋭く、PEライン(注2)も切れるので、ルアーをやる方にもお奨めです。


 はさみにしては値段は高いけど(PEライン対応だからね〜。といっても定価は千円チョット)、貧乏人の私としては清水の舞台からダイブしたつもりで手に入れたから、切れ味が悪くなったら、アルミフォイルを切ってシャープニング(砥ぎ)しています(アーミーナイフのはさみも、この方法でだいぶ切れ味が復活します。)。



注1:
50cmぐらいの糸またはワイヤーを自動的に巻き取る機構のついた、直径2.5cmぐらいのピンバッチ。糸の先端にキーホルダーがついており、そこにはさみなどをつけておく。はさみを引っ張ると同時に糸がするすると出てきて、はさみを放すと自動的に糸が巻き取られ、はさみは元の位置に戻る。
はさみ以外にも色々ぶる下げられるので、便利は便利だけど、じゃらじゃらぶら下げると、うっとうしくなるので程ほどにぶら下げよう。

注2:
釣り糸の一種。超高分子貴のポリエチレン繊維(PEと呼ばれる新素材)を素材とする編組糸。ポリエチレンは伸縮性、吸水性がほとんどなく高強度。伸びないのでアワセがし易い事、従来のナイロン、フロロカーボンのラインに比べ強度が高いので、より細い糸が使用できるので、風の影響を受けにくく遠投が効くし、魚に見破られにくいなど、この糸を使用するメリットは多い。ただPEライン適用のハサミを使用しないと切れないぐらい強度が高いので、根掛かりすると大変です。







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